静岡県、裾野市で起こった、保育士3人による1歳児虐待事件の続報です。
【以下、記事からの一部抜粋になります】
裾野市が報告を受けた、3人の保育士による問題行為です。
(1)ロッカーに入って泣いている園児の姿を個人所有の携帯電話で撮影
→人権侵害です。そして保育園ではほとんどの園で個人の携帯が使われていると思われます。それで児童を撮影するとなると、個人情報の漏洩に直結します。
(2)園児の頭をバインダーでたたき泣かせる
→理由は分かりませんが、暴行です。ストレス発散としか思えません。
(3)棚に入った園児の足をつかんで引っ張り出し、あしをつかみ宙づりにする
→同じことを大人がされたら、ホラー映画です。戦慄が走ります。
(4)あらかじめ遅刻する連絡のあった園児に対し、腕を引っ張り「遅いんだよ」と怒鳴る
→遅れるのは児童のせいではありません。保護者が連れてくるのが遅くなっただけで、子どもには何の責任もありません。言いがかりです。
(5)寝かしつけた園児に対し「ご臨終です」と何度も発言
→人権侵害です。言葉遣いのセンスも抜群に悪く、何も面白くありません。
(6)泣かない園児に対し、額をたたき無理やり泣かせようとする
→保育士の威厳を示したかったのでしょうか、服従しないと叩く、猛獣使いのようです。
(7)昼食時に園児を怒鳴りつけ、ほほをつねる
→子どもを怒鳴ったりほほをつねったりしても給食を食べたりしないことを、学校で習わなかったようです。ただの暴行です。
(8)日常的に特定の園児に対し、にらみつけ声を荒げ、ズボンを無理やりおろす
→とても不快で陰湿ないじめです。
(9)園児を宙づりにした後、真っ暗な排泄室に放置
→明らかなネグレクトです。
(10)園児の様子を馬鹿にした呼びかけ(ブス、デブ等)、暴言を浴びせる
→もはや人間扱いしていません。
(11)手足口病の症状のある園児の尻を、無理やり他の園児に触らせる
→個人的には、これが1番理解し難い行為です。手足口病をクラスで広めさせて、一体どうするつもりなのでしょう、全く理解できません。
(12)給食を食べない園児に対し、突然、後ろから頭をたたく
→子どもの頭を叩いても、給食を食べたりしないことを、学校で習わなかったようです。
(13)不適切な発言をして、玩具が入っている倉庫に閉じ込める
→悪質極まりないです。
(14)園児に対し、カッターナイフをみせ脅す
→恫喝です。何が目的なのか、さっぱりわかりません。
(15)丸めたゴザで園児の頭をたたく
→暴行です。
よくもまあ、こんなに酷い行為を思いついて、実行できたものです。
感覚の違いに、唖然とします。
もしも。
シタ側の保育士が反対の立場になって、サレる側になったことを少しでも想像してみたら、恐怖でしかありません。
15のうち、1つでも十分に虐待案件ですが、これほどまでに悲惨な内容だと、本当に現実にあったことなのか、想像力が追いつきません。
子どもたちの気持ちを考えると、暗澹たる思いです、この世の地獄だったことでしょう。
今はただただ、当事者の子どもたちの平穏と、保護者の方の不安な気持ちが少しでも軽くなることだけを祈ることしか、同業者のわれわれにできることは残されていない気がします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。