U先生の【保育あれこれ宝箱】

公立・民間合わせて保育20年、これまでの経験や知識を、できるだけ多くの人に届けたい!

【保育・写真・笑顔】クラス担任必見!保育士が子どもの笑顔をうまく撮るコツ

保育をしていると、

保育中に写真を撮る場面があります。

 

  • 公開保育へ向けての資料作り
  • 保育中の子どもの表情を記録する
  • 誕生会のための写真撮影

 

 

それぞれの園の事情もあるとは思いますが、

個人情報の管理が厳密になっている昨今、

撮影の機会も減ったとはいえ、

まだまだ保育士がカメラマンの役割を担うこともあるでしょう。

 

 

 

シーン別の写真撮影のコツを紹介したいと思います。

 

 

 

誕生会などで使う、笑顔のワンショット

 

この場合の写真は、以下3点を気を付けたいです。

 

  • カメラ目線
  • 自然な笑顔
  • シンプルな背景(映り込み注意)

 

 

その子の性格や年齢、性別によって、

撮る際のこちらの心構えも変わってくると思います。

 

 

写真、撮ってほしいガール&ボーイ

 

これが一番イージーだと思います(笑)

勝手に自分のお気に入りポーズをつくって、

身構えてくれることでしょう!

ただ、動きが派手すぎたり、

はじけんばかりの笑顔になると、

かえって不自然になるかもしれないので、

撮る前に少しだけ、

こちらの意図を確認しておいた方がいいかもしれません。

 

 

シャイな子どもたち

 

目線をなかなか合わせてくれなかったり、

笑ってというと笑顔がぎこちなくなったりします。

基本的に、

「さあ今から写真撮ります」感は、出さないのが鉄則です。

 

「今日の給食なんやったかな」

「さっきは誰と遊んでた?」

「昨日のお休みはどこいってたん?」

などと、カメラをかまえながら世間話をして、

 

 

「えっ、今日の給食カレー?

 先生きのうたべたばっかりやわ」

「サッカー上手やもんなー、将来は日本代表やな」

「えー、なんで遊園地に先生も連れて行ってくれんの??」

などと、ちょっと笑かしにかかります(笑)

 

カメラをずっと構えながら話をし、

笑った瞬間を狙ってシャッターを切ります。

 

この時、ぶれないように注意しながら

何枚も撮ります。

 

写真の基本は、たくさん撮って後からいいのだけ残す!

僕は多いとき、1人につき20枚くらい撮ります。

今はデジタルなので、枚数が多くてもほとんどコストがかかりません。

 

それでも笑顔にならないときは、

大好きな友達の力を借りましょう!

 

撮影者の後ろに立ってもらい、

変顔やヘンテコダンスを踊ってもらいます(笑)

 

この手法だとどうしても目線がうしろにいってしまうので、

少しカメラと被写体の距離をとるのがいいかもしれません。

 

あまり時間をかけると、友達の魔法がとけてしまいます(笑)

時間との勝負です!

 

 

 

カメラを見ると固まる子ども

 

この子たちが、保育士カメラマン泣かせです(笑)

笑ってといっても、

話しかけても、

友達がいても、

固まったまま身じろぎ1つしません。

 

こういう子は、もう運要素が強く影響します。

いい写真が撮れたらラッキー🤞

 

あとは、日ごろからの関係づくりから見直します。

 

いい顔したら、

「いいね、かわいいね(かっこいいね)」と表情をほめる、自信をもたせる。

 

常日頃から冗談を言ったり一緒に遊んで、

カメラを持ち歩き、

撮るまねをするなどカメラの敷居を低くする、など。

 

いい調子で遊んでいるところをみつけたら、

その勢いがあるうちに、パシャリととる。

何枚も。繰り返し。

 

曜日を決めて、この日は写真の日として、

いつもカメラを持ち歩いていました。

 

どうしても撮れないときは、

保護者の了承を得て、

1人ではなく友達と撮ったり、

遊んでいるところの写真を撮ったり、もしました。

 

親は、ワンショットではなくても、

何より我が子の笑顔の写真がいい!とおもうのが親心かと。

 

笑顔が撮りにくいお子さんならば、

保護者の人もこちらの苦労を分かってくれるはず。

「みてください、この笑顔!奇跡のショットです」

といいのが撮れたら、

ヘンテコな連帯感が生まれるかも(笑)

 

 

他にもさまざまな業務ある中で、

写真撮影にばかり時間はかけてられません。

 

かといって、のちのちまで残るものでもあるので、いい加減にもできません。

 

とにかく、

撮影の回数をこなすことで、

自分流の方法がみつかるはずです!

 

僕流の方法を参考に、

効率よくいい写真撮れるように、

やってみてください📸

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました!