U先生の【保育あれこれ宝箱】

公立・民間合わせて保育20年、これまでの経験や知識を、できるだけ多くの人に届けたい!

【保育×ドラクエ】ドラクエに学ぶ「やさしい世界」やさしさとは 子育てのヒントをドラクエにみた!

ドラゴンクエストとは言わずもがな、

国産初のロールプレイングゲームで、

「もっとも長く続いている日本のRPG」と、

2014年にギネスに認定されています。

 

ゲームデザイナーは堀井雄二氏、

キャラクターデザインに鳥山明氏、

作曲にすぎやまこういち氏と、

ファンの間では、ドラクエ3柱神と呼ばれている。

 

 

ロールプレイングゲーム(RPG)とは何か

 

そのまま直訳すると、

ロール(役割)を、プレイング(演じる)する、ゲーム(遊び)となります。

(その起源をたどっていくと長くなるので割愛します)

 

 

簡単に言うと、

自分の分身である主人公を操り、

その世界に飛び込んで、

敵と戦ったり、

謎を解いたり、

仲間と協力したりして、

目的を果たすゲームです。

 

 

 

 

さて、もはや説明もいらないほど有名なドラクエですが、

「やさしい世界」であり、それがどう子育てにつながるのか。

 

「やさしさ」とは何か

 

ドラクエの世界では、

冒険の旅をするために、

世界の謎を解いていかねばなりません。

 

謎を解くためには、

町の人々の話に耳を傾けて、

情報収集することが肝心です。

 

 

ドラクエの世界の人々は、

たいてい友好的です。

 

「こんにちは!

 ここは 〇〇のまちです。

 ゆっくりしていってね

 

「おしろは よるになると はいれなくなる。

 あしたのあさ でなおしてきな

 

などのように、主人公たちに有益な情報をくれたり、

 

 

主人公が敵にやられて全滅してしまうと、

最後に会った王様のところに戻されて、

 

「しんでしまうとは なにごとだ!

 

と一喝されたり。

 

 

 

あるいは、道すがらで発見した遺体(すでにガイコツ)を調べると、

 

「へんじがない。

 ただの しかばねの ようだ

 

とメッセージが流れる。

 

 

 

持っているアイテムを捨てるときでさえ、

 

「〇〇〇〇は やくそうを なげすてた!

 

 

持っていないとクリアできなくなる重要アイテムは、

 

「それをすてるなんて とんでもない!

 

 

 

僕が考える「やさしさ」。

それは、プレイヤーファースト

 

プレイヤーにとって有益なこと、

そこまで有益でもないがクスッとわらってしまうこと、

そんなことしちゃダメとたしなめてくれること、

そして、プレイヤーのアクションにリアクションしてくれること。

 

 

(それをすると思ってました、

 なのでそれに対するメッセージも

 きちんと用意していますよ)とでも言わんばかりの余裕(笑)

 

ゲームデザイナーの、堀井雄二氏の思想が、

今でもドラクエには息づいています。

 

 

プレイヤーを第一に考え、

どうしたら最後まで投げ出さずにクリアできるか、

どうしたら飽きないで最後までプレーしてくれるか、

どうしたら楽しんでくれるか…。

 

常にプレイヤーのことを考えて、

ゲームがデザインされていることが、

プレーしているとよく分かります。

 

根底にあるのが、

「プレイヤーを無視しない、

 置き去りにしない

 プレイヤーファースト」の精神ではないでしょうか。

 

 

 

僕はそれが、そのまま、子育ての参考になると思ってます。

子どもが成長していくために、ある程度道すじを整え、

最後まで投げ出さないよう見守り、

間違えそうなときは最後にストップ!をかける(笑)

 

こんなことするでしょ?

そういうときは大人はこうするからね。

こうしたら喜んでくれる?

いつも見守ってるからね…。

 

子どもファーストの「やさいい世界」を、

僕は現実に作り上げたいと思っています。

 

 

 

奇しくも、本日9月15日は、

最新作の

ドラゴンクエストⅩオフライン」の発売日です。

発売日は、数年に一度のお祭りみたいなもんです。

今でも発売日が近づくとそわそわします。

 

これを書いている時はまだ配達中で、

家には到着していません、

今か今かと待ちわびています。

 

令和の時代のドラクエ

シリーズは35年以上も続いていますが、

根底にある「やさしい世界」が不変のものと信じて、

最新作もプレーしてみたいと思います!

 

プレーした感触や、

現代の「やさしい世界」のインプレッションも、

時報告していきたいと思います(笑)

 

 

インターフォンが鳴ったので、ここで失礼します。

それでは!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!