U先生の【保育あれこれ宝箱】

公立・民間合わせて保育20年、これまでの経験や知識を、できるだけ多くの人に届けたい!

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

【保育・子育て・障がい】何のための診断?判定?発達検査と親の思い

発達検査と親の思い 保育の現場で、クラス担任をしていると、発達障がいが疑われるお子さんを受け持つときがあります。 そもそも。 担任は時間をかけじっくり丁寧に保護者との関係づくりから始めて、 発達検査を受けてみるように話をもっていこうと、心血を…

【おすすめ絵本】『あれこれたまご』 かがくのともの傑作

私たちの生活に身近な食材、「たまご」 1日に1個は食べましょう!などともおすすめされている、高たんぱくな食材、たまご。 見た目のフォルムのかわいさから、きっとこのお話ができたのではないかと思っています。 この絵本に出てくるたまごたちは、なぜか関…

【子育て・保育】「自分がされて嫌なことは、人にもしない」はホント?加害者にも被害者にもさせない

【自分】と【他者】について 子育てや保育をしていると、よくこの話を聞きます。 「自分がされて嫌なことは、人にもしない」 自我が芽生えたばかりの子どもたちは、自分と他者との区別がつくようになり、意思がはっきりとしてきます。 これまでは、親の言う…

【おすすめの絵本】『あむ』 愛すべき黒犬 

『あむ』 愛すべき黒犬 僕がこの本のどこにこんなに惹きつけられるのか、 幾度となく考えたことがあります。 「おれの なまえを、しりたいか?」 「おれは、あむ」 「くろいぬ、あむ」 「あ と む で、あむだ」 と人を食ったような自己紹介で始まる冒頭部分…

【保育・子育て・言葉がけ】見直したい言葉づかいと表現

見直したい言葉づかいと表現 僕自身、子育てのプロとして、どうしてもゆずれないことがあります。 子どもに対する言葉がけについてです。 私たち保育士は、子どもの記録を書いたり、保護者向けに1日のできごとを書いて知らせたり、毎月のおたよりの準備をし…

【子育て・自立】子どもの自立、大人の関わり方

【自立】とは… 「自立」とは、子育ての場合には「自分の意志で物事に取り組み、必要な時には人を頼りながらも自己決定し、自己実現していける力をもっていること」と説明できると思います。 子育てに関わる人にとって、当面の目標やゴールは「自立」といって…

【保育・子育て・言葉】子どもの心にひびく言葉がけ

保育や子育てのなかで、言葉でのコミュニケーションについての悩みは尽きないのではないでしょうか。 「この子は言葉が遅いのではないか」と、悩む方も多いかと思います。 言葉が育つためには、いくつかポイントがあります。 言葉はツール 言葉はツールです…

【保育・子育て】子どもの行動が理解できない時、気をつける事

子どもには、子どもの言い分 子どもと日々関わっていると、クルクル表情や感情が行き交い、大人はたじたじ…(笑) それを尻目に泣いたり笑ったりする…子どもたちに、振り回されたり癒されたり、子育てって体力勝負です(笑) 泣く、笑う、怒る、かと思えばまた笑…

【子育て・保育・人間関係】子どもと関わるときに大切にしたいこと

子どもと関わるときに大切にしたいこと 呼びかけ きちんと話をするときは、名前を呼び、顔を見て話しましょう。 振り向かなかったり返事がなかったりする時もありますが、そんなリアクションも、嫌な気持ち、緊張感など子どもの気持ちを反映しているものと理…

【子育て・なんで?】子どもの「なんで?」にこたえる

2〜3歳期になると、「なんで?」の時期が始まります。 目の前の現象を捉え、認識し、理解しようと働きかける…。 その過程で感じたことや思ったことを、言葉にできるようになった…。 まだまだ小さいのに、いろいろな過程を経て行動できるようになってきたこと…

【コミュニケーション】保護者との関係づくり 第一印象から 3ステップ

保育の現場にいると、いろいろな人とコミュニケーションをとる必要があります。 子どもはもちろんのこと、保護者の方、同じクラスの担任、他のクラスの担任、上司の保育士、看護師、学校の先生、外部講師の先生、などなど。 保育の現場は、子どもの最善の利…

【子育て・叱り方】子どもを注意するとき、大人が注意すべきこと うまい叱り方

保育だけではなく、子育てしていると、子どもに注意しなければならない場面がでてきます。 僕が実践していた、子どもの注意する上で自分が注意していたことを述べてみようと思います。 【怒る】と【叱る】 よく言われますが「怒る」と「叱る」はぜーんぜん違…

【男性保育士あるある】保育現場で率先してやると喜ばれる事

これまでいつくか保育の現場を渡り歩いてきました。 自分の経験を踏まえて、誤解を恐れず言うと保育現場は女性が多い職場です。 女性の中に男性が少数派、という職種は世の中では少ない方ではないでしょうか。 こうなると、僕の長所を生かさない手はありませ…