U先生の【保育あれこれ宝箱】

公立・民間合わせて保育20年、これまでの経験や知識を、できるだけ多くの人に届けたい!

【子育て・ゆたぼん】ゆたぼん親子の行く末 「革命家」って自分で名乗れることを教えてくれました

 

approach.yahoo.co.jp

 

子育てのプロとしては、やはり気になる親子

 

連日、ネットニュースをにぎわせている、ゆたぼんとゆたぼんのパパの親子。

 

炎上商法だと揶揄されていますが、それでもヤフーニュースだけでも月に100本も記事が出ているそうです。

 

でもニュースの記事なので、本業?の動画の再生回数に直結はしないと思われます。

 

 

興味本位でのぞきたい人は、ニュースで十分だからです。

 

 

申し訳ないですが、ブログの記事にしているわりには、僕も動画を一度も見たことがないです、ごめんなさい。

 

見たことないというか、見れないというか、直視できないというか…。

 

 

 

 

だけどもだけど…。

これはとても健闘していると僕は思います。

とてもすごいことです。

誰でもできることではありません。

狙ってできることでもありません。

 

 

 

やっていることは単純です。

 

学校に行かないで、好きなことをやる。

それだけです。

 

 

さまざまなしがらみを無視した上で、学校に行かないで好きなことしたいですか?と聞かれれば、ほぼ全員、好きなことしたいと答えるのではないでしょうか。

 

でも、ほとんどの人はそうしません。

 

 

理由はいろいろあるでしょうが、

ほとんどの人は学校へ行きます。

 

 

「学校行かないで、好きなことしたいな」

 

僕にとっては、ドラえもんの歌にある「空を自由に飛びたいな」と同じテンションの欲望です。

 

 

 

そんな人々の空想に、人生をかけてリアルな答えを出そうとしているのが、この親子なのです。

 

誰にでもできることではありません。

 

だから、ここまで人々の耳目を集めているのではないかと思っています。

 

 

 

 

そして実は、このゆたぼんのパパは、知り合いの知り合いで、そう知らない人でもないのです。

 

だけに、とてもリアルに感じます。

 

 

 

学校に行かなかったらどうなるんだろう、この問いに人生を賭して答えてくれる、そういう意味では「革命家」だと言えます。

 

誰にでもできることではありません。

 

 

 

 

僕は、この親子のしていることを支持もしませんが、否定もしません。

 

 

教育を受けさせる義務に反しているという疑念はありますが、犯罪を犯しているわけでもないし、いわゆる迷惑系でもないし、ゆたぼんはまだ子どもだし、どちらかといえばある意味社会に貢献しているのではないかとさえ思います。

 

 

クラファンで資金調達し、全国を行脚して観光し美味しいもの食べて、同じ不登校の子どもを勇気づける(どう勇気づけるのかは謎めいていますが)旅をする。

 

途中で資金不足になり、追加の支援金を集め、全国を回る目標(目標がすりかわっている?)は達成したい…。

 

 

その行動力や「資金力」は並大抵のものではありません。

 

 

 

でも、同じことをしたいか?と問われれば、僕はやりたくありません。

 

品性やモラルの問題です。

 

 

 

彼らの言う、「革命」。

少年という冠が外れたとき、

一体どんな革命が巻き起こるのか。

 

僕はこれからも、

大いなる興味本位で、

この親子に注視していきたいです。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

ゆたぼんとゆたぼんパパに、さちあれ。

【子育て】韓国の転倒事故 身の危険への感度は鈍らせてはいけない

 

「生きている」ことを意識する

 

駅のホームには、

列車がスピード落としながら入ってきます。

 

スピードは落ちているものの、

この列車に生身の人間がぶつかったとしたら、

一体どうなるでしょう。

 

…想像通り、命を落とす危険があります。

何より、ものすごく痛いです。

 

タンスの角に小指をぶつけただけで、

あんなに痛いのに。

 

 

 

鉄の塊の列車がぶつかってこようものなら、

人間などグジャグジャになるに違いないです。

 

ホームの端を歩いていれば、

少しバランスを崩しただけで、

起こるかもしれないのです。

 

 

 

…でも。

毎日電車に乗る人は、

そんなこと考えながら乗りません。

 

経験上、電車からはぶつかってこないことをよく知っているからです。

ホームドアも整備されてきました。

 

 

この安全な現代の日本では、

身の危険への感度が鈍っている人が多いでしょう。

自分への戒めも込めて。

 

 

 

 

すぐ横を猛スピードで通り過ぎる自動車。

 

大急ぎでスレスレで行き違う自転車。

 

いつでもどこでも歩きながらスマフォ。

 

 

 

安全な社会は素晴らしいと思います。

安全だから、安心して過ごせる。

人間らしい生活を営むことができます。

 

しかし、

命とは、儚くも、脆いものです。

車にぶつかればただでは済みません。

 

もう二度と歩けなくなるかもしれない。

ベッドから起き上がれなくなるかもしれない。

その一瞬で人生が終わるかもしれない。

 

 

確率はごく低いものの、

そんな危険と隣り合わせで、

今日もみんな生きています。

 

 

 

想像力を十分に働かせる

 

韓国で起きた悲惨な転倒事故。

犠牲者は若者が中心で、

3分の2は女性だったと聞きます。

 

ハロウィンの雰囲気に誘われて、

街へ繰り出して、

まさかそこで命を落とすなんて、

どれだけの人が想像したでしょうか。

 

 

人混みが極まれば、

集団の力が働き、

個人の力ではどうしようもなくなります。

 

 

その危機感をどれだけの人が事前に感じていたのでしょうか。

 

 

きっと、それほど少なくない人が、これ以上は危険だと判断して、人混みから離れたことでしょう。

 

 

 

でも、亡くなった多くの若者は、判断ができず、判断どころか気付くことさえもできず、人波にのまれ、そして苦しみながら生き絶えていったことでしょう。

 

 

その苦しさ、無念さ、抗えない恐ろしさ…。

 

 

想像するだけで身の毛がよだつ思いです。

 

 

きっと、亡くなった方のご両親も、

こんなことでわが子が命を落とすなんて、

想像さえできないことだと思います。

 

 

きっと、今でも、

悲しみの淵に沈み、

わが子のことを思い、

身体が引き裂かれるような思いでしょう。

 

 

亡くなった方のために、

残された私たちは、

二度とこのような悲惨な事故がないように、

考え、工夫しなければなりません。

それが唯一の供養になるでしょう。

 

 

 

折に触れ、命について、考える

 

私たちも、

常に危険と隣り合わせです。

 

 

雨の日、

車で信号待ちをしていると、

不意に自転車が滑って転倒して、ぶつかってきました。

 

幸いにもケガはなく、

車も細かい引っ掻き傷程度で済みました。

 

それでも、

頭を打ってないか、

未成年だったので保護者の方と連絡を取ったりと、いろいろと確認することも多かったです。

 

 

 

安全なように思えて、

日常には危険なことがたくさんあります。

 

その中で、

身の危険への感度は鈍らせてはならないと、

常に自分に言い聞かせています。

 

 

生きるための本能は、

鈍らせてはいけない。

 

 

生きる権利を保障されたが故の、

弊害ともいえるでしょう。

 

 

毎日、自転車をこいでいるから感じることもあります。

 

 

雨の中、

自転車をこぎながら傘を差して、

イヤフォンで音楽を聴き、

平気で信号無視をする学生。

 

 

今一度、

命の大切さ、

尊さ、

はかなさを、

身近な子どもたちに、

どうか分かりやすく伝えてやってください。

 

そのことで、

救われる命があるかもしれません。

よろしくお願いします。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

【保育・ハロウィン】ハロウィンって? 保育に必要なもの? ハロウィンのねらいは?

ハロウィンとは?

僕が子どもの頃は、

ハロウィンはありませんでした。

と言うと語弊があるかもしれません(笑)

 

正確に言うと、

今ほど市民権がなかったと思います。

仮装した記憶がないし、

お菓子をもらったこともないし、

自分が興味がなかっただけという可能性もありますが…。

 

 

 

ハロウィンとは一体何なのでしょう。

 

ネットで検索すれば、

ハロウィンについてたくさんヒットします。

なので、ここでのハロウィンの由来についての言及はやめておきます。

 

個人的には、

クリスマスほど宗教色が強くなく、

秋からクリスマスまでの、

つなぎのイベントとしての存在感が際立つような気がします。

 

カボチャの橙色、黒、紫などパンチのあるイメージカラー。

仮装をすることでコスプレとの相性もいい。

おばけ、お菓子、魔女、カボチャ、などのイメージしやすいコンセプト。

ハロウィンが盛り上がることで、いろいろな業種に経済的効果があることが想像できます。

 

うっすい分析ですが、

大人になってからハロウィンを認識したものにとっては、仮装して町を練り歩き乱痴気騒ぎをする…ちょっとピンときません(笑)

 

同じような感覚の人がいたら、ぜひお話をして次回のハロウィンには一緒に参加してみたいものです(笑)

 

 

 

保育の中のハロウィンの位置づけ

ハロウィンがこれだけ市民権を得てくると、

保育の中にもハロウィンを取り入れざるを得なくなってきます。

 

子どもの作品の中にも、

ハロウィンに関する表現が出てくるのも当然です。

 

若い保育士さんは、窓や壁面の装飾にハロウィンをすでに取り入れていることでしょう。

 

当然、

保育なので、ねらいが必要になります。

ハロウィンを取り入れることで、

何をねらうか、子どものどんな育ちを期待するか、そのためにはどのような配慮が必要か、考えなければなりません。

 

保育にハロウィンを取り入れること自体には、異論はありませんが、何をねらうか?などはきちんと説明できる答えを持っているのが理想です。

 

なんでハロウィンなの?

どうしておばけなの?ゾンビなの?

しっかり説明できれば問題ないので、しっかり自分の中で答えられるように準備しておく必要があります。

 

 

 

 

ハロウィンは保育に必要か?

 

ここからは私見になります。

 

個人的には、幼少のころ体験していなかったイベントであるハロウィンについては、あまり思い入れもないので(笑)やる必要はあるのかな?とも思います。

 

でも、実際には、

既存の園では、

かなりの確率でハロウィンに関する取り組みを取り入れている印象があります。

 

繰り返しになりますが、

明確なねらいがあり、

意図して取り入れているのであれば、

きちんとした保育の中の活動として認められることでしょう。

 

気をつけたいのが、

世間で流行していることを、

無条件に保育に取り入れるものではない、ということです。

 

 

 

テレビなどで流行っているものは、わざわざ保育園側が取り入れることで、それを暗に肯定することになります。

 

流行は、一過性のものが多く、保育に適しているのかそうではないものなのか、園側がそれを積極的に取り入れるのかどうなのか、時間に余裕がないまま判定しなければなりません。

 

「どこでもやってるし…」

「子どもが喜ぶから…」

「楽しいからいいのでは…」

 

この程度の認識では、

子育てのプロとして、

少しさみしい気がします。

 

 

 

時代の移り変わり、

流行り廃り、

あると思います。

 

それに敏感であることは、

とても素晴らしいだと思います。

 

 

 

子どもたちにとって、

適しているのか、

そうではないのか、

ある程度のコンセンサスは必要です。

 

ベテランはベテランなりの経験を、

若い人は若い人の感性を、

それぞれ擦り合わせて、

協力して園の運営をしていけるような、

風通しのいい保育現場が理想ですよね。

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

【子育て】どうか子どもを怒らないで 親だけが子育てをするのではないです 

日々、

子どもと接していると、

子どもたちは、

生きるエネルギーに満ち溢れていると感じます。

 

泣いて、

怒って、

笑って、

踊って、

ジャンプして、

暴れて、

じっとなんかしていられない。

 

もっと知りたい、

もっと食べたい、

もっと遊びたい、

もっと、もっと、もっと…。

 

 

 

私たち大人には、

子どもがのびのびと、

何かに夢中になって、

よりよい人生を歩んでいけるために、

サポートしていく役割があります。

 

私たち大人が、

誰かの助けを借りて大人になったように、

子どもたちにも、

無償の愛を注いであげてほしい…。

 

大人の助けは、

それだけで、

子どもの生きる力につながります。

 

声をかけるだけで、

気にかけるだけで、

生きる力になります。

 

 

 

だから、

失敗しても怒らないであげてください。

失敗も子どもの生きるヒントになります。

 

間違いから、学びます。

今は気づかなくても、

やがて気づく時が来るかもしれません。

 

なので、

根気よく、

くり返し、

くり返し、

やさしく、

丁寧に、

伝えてください。

 

怒る代わりに、

正しい方法を、

望ましい方法を、

子どもに分かるように

教えてあげてください。

 

その方がずっと、

大人は伝えやすい、

子どもも聞き入れやすい。

 

合理的です。

 

 

 

 

子どもは、

自分のことをみてくれる大人は、

無条件に大好きです。

 

お世話をしてくれる大人を

大好きになります。

 

たくさんの人の、

やさしいきもちにふれると、

みんな自分を大事にしてくれるという、

自己肯定感が育ちます。

 

自分はできる。

ここにいていいんだ。

あんなことがしたい、

こんなこともやりたい。

 

子どもの礎を、

大人が作ってあげられれば、

子どもは自分でも伸びていけます。

 

 

子育ては、

親だけがするものではありません。

周りの大人が、

さまざまな立場、価値観で関わることで、

多くの刺激を受け、

成長していけます。

 

ぜひ、

周りの子どもに、

自分の子どもでもなくても、

やさしい言葉がけや、

さりげない配慮をしていただければ、

子どもたちが元気になり、

この日本は、

もっともっと住みよい、

いい社会になっていくはずです。

 

 

 

子どもたちの明日は、

輝かしくあってほしい。

 

僕はそう思いながら、

今日も、

子どもに声をかけます。

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

【保育・子育て・暴力】叩く、蹴る、暴れる、噛む、つねる、物を投げる、暴言どうする?子どもの暴力

子育てでよくある場面

 

子育てをしていると、

さまざまな場面に出くわします。

 

相手も1人の人間です。

子どもとはいえ、

生き物としての本能を備えています。

 

時として、

子どもも暴力的な姿を見せます。

 

また、

子どもが意図的に、

暴力的な行動をしている可能性もあります。

 

 

 

暴力」というと、

何やら大袈裟な気がしますが、

細かく分類してみると、

以下の通りではないでしょうか。

 

  • 叩く、蹴る
  • 暴れる
  • 噛む
  • つねる
  • 物を投げる
  • 暴言

 

 

【叩く、蹴る】

相手を叩く、蹴るのは、

1番目にする暴力かと思います。

 

 

【暴れる】

もっと激しくなると、

寝そべって手足をバタつかせるなど、

手がつけられない…ということもあるでしょう。

 

 

【噛む】

保育をしていると、

「子どもって、人を噛むんでか?」と

驚く保護者の方もいらっしゃいます。

噛む力は強いので、傷がひどくなりがちです。

 

 

【つねる】

これは私見ですが、

「つねる」のは、

本能的ではない気がします。

つまり、つねる子どもを見ると、誰かにつねられたことがあるのでは?という可能性を考えます。

 

 

【物を投げる】

小さい子どもは、

手にした物を何気なく投げることがあります。

丁寧に危険を伝えていく必要があります。

 

 

【暴言】

いわゆる言葉の暴力です。

子どもは聞いたそのまま、

意味もわからず言葉を使うことがあります。

それだけに、

大人は言葉づかいに気を使う必要があります。

 

 

 

暴力の原因を探る

 

本能的な暴力であったとしても、

この現代の日本では、

暴力が認められるコミュニティは、

皆無です。

 

たとえ幼い子どもであっても、

暴力が正当化されることはあってはなりません。

そこは、大人として全力で伝えていかなければならないことです。

 

暴力の原因はいくつか考えられます。

 

  • ストレス
  • 不安
  • 欲求不満
  • されたことを真似ている
  • 大人の気を引く
  • 感情表出の仕方を知らない など

 

ここで重要なのは、

暴力は許されないものだと伝えながら、

その理由を探り、

その思いにはまず寄り添ってやらねばならないということです。

 

子育てをする上で、

ここは非常に重要だと思います。

 

暴力は否定しても、

子ども自身を決して否定してはいけません。

 

そして、

感情的に怒るのは逆効果です。

なぜなら、それも暴力だからです。

 

暴力に暴力で返しても、

何も生まれません。

 

 

大人としての望ましい対応

 

では、どうすればいいのか。

ここが、保育の専門性が問われるところです。

 

怒っている相手に、

頭ごなしに正論を突きつけても、

受け入れられる許容量があるとはおもえません。

 

 

  • 冷静になるまで待つ
  • 暴力の原因を探る
  • ひとまずは共感する
  • 暴力はきっぱり否定する
  • 暴力以外の方法を伝える
  • その場でやり直す
  • 次からどうしたらいいか考える

 

【冷静になるまで待つ】

子どもを追い詰めてはいけません。

自分の気持ちのコントロールどころか、

胸に渦巻く黒い感情が一体何なのか、

きっとそれにすら気づいていません。

まずは、落ち着ける時間と環境を整えましょう。

 

【原因を探り】【その思いに共感する】ことで、子どもは自分の状況を客観視しやすくなり、だんだん落ち着くでしょう。

共感されたことで、この人にならば、思いをぶつけても大丈夫だと安心感を得ます。

 

次の段階で、【暴力を否定】します。

ここはおさえるポイントです。

キッパリと端的に伝えます。

 

そのうえで、【暴力以外の選択肢を提示】します。

 

ここで暴力の原因の予想と、本人の思いの実態が合致しているか確認します。

 

ズレがあった場合は、徐々に擦り合わせて、子どもの想いに寄り添います。

 

そうすることで、暴力以外のどのような手段が有効か、答えに近づけるはずです。

 

最終的には、どうすればよかったのかはっきりしてきたら、一度その方法で実際にここまでのやり取りを【やり直し】ます。

 

例えば、「言葉で相手に伝える」なら、その言葉を実際に言います。正しい振る舞いを、実際に身体で再現することで、記憶の定着を図ります。

 

 

なかなかゴールに辿り着けない…

それでもやはり、

どうしても子どもの思いが理解できなかったり、望ましい代替え案が分からない…。

 

このままだと、

解決しないし、次へ繋がらない事態になります。

 

こうなったら、いっそ、

専門の機関に相談してみましょう。

 

ノウハウが蓄積されているので、

例えば発達検査を受けてみることで、

解決策や対応策、療育を受ける?など手立てが分かるかも知れません。

 

ハードルが高く感じるかもしれませんが、

専門家の意見を一度聞いてみるのは、

とても大事だと思います。

保育士ももちろん相談します。

 

 

 

どうしても解決しない…

 

最後に、

どうしても難しい場合、

すぐにできる対策があります。

 

根気よくくり返し伝えたとしても、理解が難しく、すぐにはできないこともあるでしょう。

 

発達上のむずかしさから、

感情をコントロールしにくいかもしれません。

 

ガマンできそうにない時は、

まずは人から物理的に離れる。

 

そして、

自分の性格や行動パターンを自覚し、

クールダウンできるようにトレーニングする。

 

罰ではなく、

自分と向き合うなどと、

前向きな感じでできることが理想です。

 

 

 

暴力は、

本人も相手も、

悲しい結果しか生み出しません。

 

周りの大人も、

できる限り未然に防ぐことが、

重要だと思います。

 

すぐに解決に至らないことが多いと思います。

 

でも、

子どもも必ず成長していきます。

根気強く向き合っていただき、

信頼できる人を見つけ相談して、

1人で抱え込まないことが大事だと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

【保育・運動会】運動会やる?運動会楽しい?運動会ってなんだろう?

運動会ってなんだろう?

 

先日、以前お世話になった保育園の運動会を見てきました。

 

とても楽しかったのですが、

ふと考えました。

 

「運動会って、なんなんだろう」

 

…根本的なことを考えてみました(笑)

 

 

 

 

運動会のねらいってこんなのがいいかなぁ〜って以前ブログに書かせてもらいました。

 

【保育・行事】運動会・発表会 行事のねらい 子どもが主体になっているか - U先生の【保育あれこれ宝箱】

 

 

 

運動会だけではないのですが、

やはり保育である以上、

子どもが主体であるべきです。

 

そして、何より、

子どもと親が楽しめる運動会にしてほしいです。

 

 

 

親が楽しいのはカンタンだと思います。

 

親はわが子しか見ていないので、

わが子が何をしていても楽しいです。

 

友達と、一緒に活動しているのを見て、カメラで追って、思い出に残せたら言うことなし。

 

なんならわが子が動いているだけでかわいいはずです。

走って踊ってジャンプして、ニコニコしているだけで、親は大満足、なはず(笑)

 

 

問題は子どもです。

 

その活動は子どもがしたい活動ですか?

 

競技、運動の内容、それは子どもが「したい!」と望んだことですか?

去年もしたし、今年も同じことをやる!と以前から決まっている活動ではないですか?

 

 

その練習は誰のための練習ですか?

 

親にいいところを見せるために、子どもが意欲的に参加している練習ですか?

それとも見栄えを気にして本番に間に合わせるための保育士の発信の練習ではないですか?

 

 

子どもは素直なので、

教えたら教えただけ、

いろいろなことを吸収して上手になります。

 

子どもによって能力の差はあれ、

時間をかけて練習すれば、

どんどん上達していきます。

 

長時間にわたる練習、

苦手な子どもは居残り練習、

保育士も準備に追われて、残業の山…。

 

 

それって、なんになるんでしょう。

誰が、幸せになるんでしょうか。

 

 

運動会をミタ

 

お世話になったところの運動会は、

決して一糸乱れぬ…とか、

タイミングが完璧で…とかでは、

お世辞にもありませんでした(笑)

 

 

でも、

本番の運動会で、

子どもがいいところを見てもらおうと、

一所懸命に今できることを出し切って、

それを保護者は温かい眼差しで応援して、

会場全体で拍手して子どもたちの姿を受け止める…。

その空気感はすごく感じました。

 

 

もう少し練習すれば、

もう少しここの見せ方を考えたら、

ここの段取りを良くすれば、

などなど反省はあるでしょうが、

それは保育士側の話。

 

 

子どもたちは全力で取り組みました。

 

これは一つの、

運動会のあるべき姿だと思っています。

 

 

 

 

いろいろな考え方があるのは承知しています。

 

でも、

個々の能力、家庭状況、ハード面の問題など、

さまざまな障壁を考えた場合、

見せていただいた運動会は、

一つの「解」だとおもいました。

 

 

正解でも不正解でもない、「解」。

 

 

僕はこれでいいと思います。

 

 

あとは、

よくやった子どもたちを十分に褒めて、

自信につなげ、

さらなる成長へ導いていく…。

 

 

 

運動会って…。

 

 

運動会やる?

行事って必要?

 

いろいろ議論あると思います。

でも、僕は、運動会、全然アリだと思います。

 

 

なぜなら、

非日常の運動会を経験することで、

グッと子どもの成長を後押しできるからです。

 

 

 

またいろいろなご意見があれば、

ぜひ聞かせてほしいと思います。

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

 

 

 

【保育・ケガ】保育士が1番凹む時 子どもがケガをした時

保育中に、子どもがケガをする場面に出くわすことがあります。

 

保育は、

子どもにとって、

安心安全であることが大前提ですが、

子どもの動きを完全に予測することは不可能。

 

保育士としても最大限の配慮はすべきですが、こちらの意図せぬ行動をとることもしばしばある中で、100%ケガを防ぐことは100%無理です。

 

 

僕の経験上、

保育士が1番落ち込んで、気持ちが凹むのは、

保育中に子どもがケガをした時だと思います。

 

 

何年も前のことなのに、

今でも鮮明に覚えているケガが何件も思い起こされます。

 

 

これは、

僕が今までで1番大きなケガを

目撃してしまった話です。

 

 

夏、プールをしている時、

プールの中の3歳児の女の子が、

イルカになりきって、

前方に頭からジャンプをしました。

 

その子は、

プールの中の立っていた場所からプールの壁までの距離と、

自分のジャンプできる距離感を見誤り、

近距離からプールの壁までジャンプしました。

 

 

プールの外から見守っていた僕が、

あっ!と思った瞬間にはもう手遅れでした。

 

 

口元をコンクリート製の壁に強打、自分の歯で下唇を噛み切り、大流血しました。

 

 

すぐに病院へ搬送し、18針縫いました。

処置をした医師によるともう少しで下唇を噛みちぎるところだった、とのことです。

 

処置が適切で早かったことが幸いして、奇跡的に傷がきれいに治り、縫いあともほとんど残らずに済み、保護者の方ともトラブルもなくおえることができました。

 

 

 

しかし、

これは未然に防げた事故です

 

この事故について職員間で検証し、再発防止策を検討しました。

 

  • プールの時の活動をもう一度精査し、安全を最優先とする
  • プールの壁のへりには、ぶつかっても怪我をしにくいようにクッションを取り付ける

 

 

 

 

よく言われるように、

1つの事故の背景には、

たくさんのヒヤリハットがあります。

 

 

日々の保育の中で、

いかにそのヒヤリハットに気づき、

職員間で共有できるかで、

事故を起こす確率は下げられることができるはずです。

 

 

 

そして、ここが肝心ですが、

子どもにケガをさせたことを、

その保育士の胸に刻み込んでほしいです。

 

これを、

これから先の未来に出会うであろう、

子どもたちのケガを未然に防ぐ「意志」へとつなげていくことが大切です。

 

 

 

ケガをしたお子さんは気の毒ですが、

事故を検証し再発防止策をすることで、

二度と同じ事故は起こさないようにすることができます。

 

その積み重ねが、

より安心安全な保育へつながっていきます。

ケガをしたお子さんの痛みを無駄にしてはいけません。

 

 

自分がケガをさせてしまった時、

とても落ち込みましたが、

でも、1番苦しいのはケガをした子どもです。

保育士が落ち込んでいる場合ではないと、

自分に言い聞かせるようにしていました。

 

 

きっと、

同じ思いを味わった保育士さん、

必ずいると思います。

 

子育てのプロとして、

教訓を活かし、

未来へとつなげ、

より安心安全な保育が実現していくことを願っています。

 

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

毎度、子どもの若い細胞の再生能力には驚かされます。