車に子どもを置き去りにしない方法
あれからずっと考えていました。
車に子どもが置き去りにされない方法を。
もう二度と起こさないように、私たち大人がしなければならないことを。
気を付ける、ダブルチェック、などでは
子どもの命を守れないことがはっきりしました。
ヒューマンエラーは、必ず起きます。
海外でも同様の事故が起きているようで、
センサーを付けたり、
スマホを駆使したりして、
ヒューマンエラーがあることを前提にして、
工夫がされているようです。
ですが、やはり事故の根絶は難しいようです。
うっかり忘れたり、
サボり心から意図的に対策をしなかったり…。
ある有名な保育士さんが、Twitterで訴えていました。
今回の事件の直接的な原因は、
園の杜撰な管理体制にあるが、
その背景には、保育業界が異常なほど人手不足であり、
その原因が業務における負担の大きさであると。
つまり、仕事が忙しすぎて保育に人材が集まらず、
その果てに尊い子どもの命が失われた、
ということが主訴のようです。
わかります、おっしゃっていることは間違っていません、その通りです。
保育士の待遇改善は、選挙の争点になるほど社会問題になっていますし、対策をとっても末端の現場の保育士が、ああ、待遇が改善されてきたな~なんて誰も思ってないと思います。遅々として改善は進みません。
(いろいろ原因はあると思われますが、ここでは触れません)
しかし、今回の幼稚園バスに子どもが置き去りにされたことは、果たして保育士の人手不足が原因でしょうか。
世の中にはいろいろな仕事があり、人手不足と言われている業界は山ほどあると思われます。きっと保育だけの話ではありません。みんなしんどいし、がんばっています、保育士だけではありません。
ましてや、保育士は命を預かる仕事です。
子どもの命を守ることは、保育の基本の「キ」当たり前すぎて、今更確認するほどのことですらないというのが僕の思いです。
私たち保育士の業務は多岐にわたります。
その中で、子どもたちが安心して安全に過ごし、お子さんを保護者の元へ無事にお返しすることは、最低限、当然の業務です。
そこをないがしろにしたままで、
やれどんな保育をするのか、
造形遊びは何をするのか、
集団遊びはどんなことをするのか、
年間カリキュラムは何をねらうのか…などなど。
そんな話をしている場合ではありません。
人員が不足している、業務が繁忙である、それはとてもよく分かります、改善していく必要がありますが、だからって子どもの命を軽視することは絶対にあってはなりません。
物事には優先順位があるはずです。
今日は、はさみを使った造形遊びをしたかったのに、どうしても保育士の人数が足りなくて、十分に安全に配慮した形でできそうにもない。
それでも、予定通り、計画通りにハサミを使うことを強行するのが、果たして子どもの最善の利益にかなうことでしょうか。
そこは、臨機応変に、今日は室内運動遊びに変えよう、安全な配慮ができる別の日に計画しよう、と判断するのが保育士の役割でもあります。
僕が言いたいことは、
明日にも、また車に置き去りになって取り返しのつかないことになってしまう事故が発生するかもしれない、それを明日からでもできる工夫をして未然に防ぐ方法を迅速に考え出すことが、今、保育士に課されている待ったなしの重要課題だと思っています。
先に述べた彼ならば、人手不足をTwitterで訴えることで、社会に働きかける影響力を発揮できるかもしれません。
でも、そんな影響力もない僕は、僕なりのアイデアで、子どもの命を守る方法を考えていき、それを発信していくことで、ほんの微力ながら働きかけていくしかないのでは…と考えました。
そして、いい方法を一つ思いついたのです。
これならば、お金もさほどかけず、保育士の得意なことを生かし、なにより子どもの特性を逆手に取った、楽しみながらバスの乗降管理ができる方法を発見しました!
詳しくは、また明日のブログで(笑)
待ったなしなら早く出せよ、とツッコまれそうですが、
文章にまとめるのにもう少し時間をください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この方法は、自宅で歯磨きをしているときにひらめきました。
リラックスしていると、時々天からギフトがやってきます。